ヒョウモンモドキ:累代飼育品 兵庫県産 夏に羽化した第2化

 

ご覧のとおり、左後翅が大きく前翅に置き換わっています。後ろの縁の形態は後翅でありながらまるで前翅のよう。下手な修理を施されたかの如くに見えます。

 

種の保存法で、非常に扱いが難しくなったヒョウモンモドキ。でも、標本提示はOKのようです。 具体的な行為の可否については、蝶々何でも情報の方に記載しておきます。


キタアカシジミ:青森県産 飼育品

左前翅前縁に異なる紋様が入り込んでいます。

感じからして、後翅の一部か、前翅の一部なら後縁に近い部分に相当するものと思われます。


ツバメシジミ:長野県某所産 野外品

左前翅外縁が突出して、いかにも後翅の尾状突起部のようになっています。

単純に翅形異常だけかもしれませんが、ここに尾状突起が出る可能性なんかを考えると、ロマンがあって良いものです。