蝶々を楽しむための部屋です。

 

採集・撮影・飼育……どれも大好きな、なんでも屋です。

唯一のこだわりは、国産専門という点だけ。

 

と言ってはいますが、最近は野外自己採集中心に移行しつつあり、というか、完全野外派になった感が否めません。

良い見かたをすれば、初心に戻りつつあるという事だと思っています。

 

 

掲載内容について、質問のある方はお気軽に「お問い合わせ」からご連絡ください。産地情報など、お答えできる範囲で対応させていただきます。 

2013.7.5.(金) 自己採集種数について

皆さん自己採集種数とか飼育種数とかを勘定することがよくあるのではないかと思います。

このHP内にも私の採集種数・飼育種数というものが時々登場するかと思います。

皆さんはどういう決まりで数えているのか存じ上げませんが、私自身はこんな数え方をしている、というものを示しておきます。

①成虫を採集したら無条件でOK

②種指定での採集禁止のもの(採れる場所がない種)は、自分の目で見たらOK(ウスバキチョウ・ヒョウモンモドキ・ゴイシツバメなど)

③場所によっては採集禁止になっているような場合は、いくら禁止場所で見てもダメ。採集できるところがある以上はそこで採って初めてOK(オオイチは上高地で見てもダメ、北海道で採って初めてOK、など)

④成虫以外のステージで採集したことがあってもNG。あくまでも成虫採集。

おおよそ以上のような条件で数えていることをご承知おきください。


2013.4.5.(金)

春の早い到来で、低地では各地で3月中にギフチョウの発生を迎えたようですね。皆さん3月中に今シーズンの開幕を迎えられたことでしょう。

こちら…子供の卒業やら入学の準備やらで時間がとれず、やっと3月31日に人生初の3月ラベルギフチョウを計画したのですが、よりによって次女が発熱。見事ポシャってしまいました。もっとも天気も今一でしたけど。

以前より、シーズンの野外採集第1号をギフチョウ以外で迎えるとその年にはギフが採れない、というジンクスがあり、数年前に1度だけそれを破ったことがあるのですが、やはりトラウマになっていて、ギフを採る前に他の蝶に手を出すのを躊躇してしまいます。

今年は、ギフチョウに出かけないまま、4月5日に長女の入学式記念日ラベル確保のため普通種で無理やり開幕させてしまいました。

さてさて、この後5月までギフシーズンが続きますが結果はいかに…。ジンクスを完全払拭できる成果が出るといいのですけどね。


2012.9.18.(火)

とうとうアカボシゴマダラが侵入してきました。

箱根を超える前の熱海・伊東方面に入ってきている話は聞いていたのですが…。箱根を超えた三島市にも来てしまったようです。三島市谷田で2頭採集しました。

この話をある静昆メンバーにしたところ、函南町では、今年になって1~4化まですべての時期に確認されているとのこと。

爆発的な拡大は時間の問題なのかもしれません。


2012.8.18.(土)

野外採集も終盤を迎えました。近場では残るターゲットは富士山のキベリ、ゴマシジミの名残、昨年大打撃を受けた県内大河川敷のミヤマシジミ・ツマグロキチョウくらいでしょうか。

あと、県西部のサツマ・ヤクルリもあったか…

少し県外に足を延ばして、山梨のシルビア、房総のシルビア・ルーミスも面白そうです。

先立つものと時間的余裕と奥さんからのお許し(これが一番難易度が高い?)があれば、久しぶりの八重山にも行ってみたいところです。

それを過ぎると採卵の時期。

キリシマは最近競争率が高くて成果が出ていません。

環境面にも十分配慮した採卵をお願いしたいところです。昨年は箱根で手ごろなアカガシが何本も倒されていました。 芽だけ摘めばまた翌年も同じように採れるのに…欲の深い自己中心的な人間や、産卵に適する場所を知らないシロウトの仕業でしょうかね。残念で仕方ありません。